描いた夢をかたちにする

2005年08月29日16:15

カテゴリ: 仕事

お金があふれる会社の法則

お金があふれる会社の法則

いつもお世話になっている（株）住まいと保険と資産管理　代表の
白鳥光良さんが、その起業体験を基に、書かれた本です。

いきなり、「お金がない！」で始まるプロローグから、50個目の
地雷を紹介するエピローグまで、読み手が息をつく暇もないくらいの
テンポで読ませる構造になっています。

Q.　あなたの会社は儲かっていますか？①YES　②NO
A.　②　→　49個の地雷を踏んでいます。

というのは、帯に書かれているコメント。
地雷というのは何なのか？
それを、本文で、ひとつづつ、丁寧に説明しています。

師匠と弟子の会話、講義、最後にチャートで視覚的に。

白鳥さんの人柄にも触れられるエピソードが入っていて、ビジネス書
なのに、読みながら、とても優しい気持ちになれる本でした。

2005年08月24日17:11

カテゴリ

子供の金銭教育

WAFP関東主催で行った、夏休み親と子のこづかいゲームが
8月22日に終了した。定員の30組以上の申込があり、何組かは、
お断りすることになった程の人気だった。

ちょうど、8月19日の読売新聞に、親力というコラムの中で
金銭教育関連の記事が載り、その反響もあったようだ。

今回のまねーじゅくのゲームは、小学生を対象とした簡単な
ボードゲームだが、どうやら高学年では物足りないという
意見もあった。

基本的には、こづかいをもらって、カードを引き、カードに
書かれている通りに、物を買ったり、お手伝いをしたりする。
ただし、その通りにするかどうかの選択権は、子供にある。
それを、5回戦して、最後に買えた物と、残ったお金をポイント
換算して競うのだ。

子供達は、ゲーム中の体験を、自分のこれからのおこづかい
の使い方に活かそうと、前向きに捉えてくれているようだった。

お土産に渡したお小遣い帳を、大事そうに持って帰るひとり
ひとりの顔は、上手にお金を遣えた満足感でいっぱいに見えた。

世の中には、他にも色々な金銭教育のゲームが出ている。
NPO法人マネースプラウトは、もう少し複雑なゲームを作って
千葉を中心として活動している。

また、消費者金融協会なども、ゲームや資料を作成して
無料で教育関係者に配布しているので、学校などでも手に入る
ようだ。

また、おこづかいの使い方をゲームにするのとは違った形で
金銭教育を考えているのは、キッズ・マネー・ステーション。
これも、同日の読売新聞の記事に載っている。

金銭教育の目的は、物やお金の大切さを教え、生きる力を
養うこと。という事で、お金を稼ぐ方法としての”仕事”にも
注目している。

子供たちに、色々な仕事があることを教えるために、様々な業界の
仕事人にインタビューして、会員限定のホームページで紹介している。
また、海外の金銭教育事情も調査、紹介している。

私もFP会員として、コンテンツ作成には協力をしているので、是非、
覗いてみて欲しい。

2005年08月23日14:02

カテゴリ: 資産運用

取材記事が雑誌に・・・

資産形成ラボのメンバーである高橋希代子さんが
雑誌の取材に誘ってくださったのは先月のこと。

シニア向けの雑誌に、投資入門の記事を掲載したいと
いう事で、ライターさんがインタビューに見えたのだ。

投資の基本、注意点、楽しみ方、そして具体的な商品
など、あれこれと話し合った後、ライターさんは、
一旦まとめるので、後ほど、監修をお願いします。
と、おっしゃり、解散となった。

監修は、高橋さんが担当されたので、原稿は見ていないが、
今日、その見本誌が送られてきた。

オン・ザ･ウェイ　わが人生のルネッサンスのために
という、シルバーライフ共同組合の発行する雑誌だ。

なんと、10ページに渡る特集記事。
投資入門者向けに、分かり易く、あれこれ喋った割には
まとまった記事になっている。

さすが、エディターさんの力はすごい。女性8人の
雑談のようなインタビューを、コレだけの読める記事にして
しまうのだから。

それなのに、ファイナンシャル・プランナーの先生方。
という事で、我々の名前が8人分出ている。

名前に先生なんてつけてもらったのは初めてだし、自分の
コメントが記事になった事には感動！
伝わるって、嬉しい事ですね。

2005年08月19日15:20

カテゴリ: 資産運用

債券に投資する

資産形成ラボで、債券に投資する商品研究を行った。

債券に投資・・と言うと、つまらない。という投資家も
いた。債券は、買って持ってるだけ。という面白みのない
投資対象だと言うのだ。

確かにそうかもしれない。発行者に特別なことがなければ、
持っていると約束された通り、額面で償還される。
大きく儲ける事も期待できない。
でも、その分、リスクは少ない。

ラボで特に話題になったのは、外国債券に投資するファンドだ。

外国の金利というのは、びっくりする位、高い。それを利用し、
金利が高くて、安定している国の債券を、うまく組み合わせた
商品というのがある。

例えば、資源国ばかりを集めたもの。
カナダ・オーストラリア・ノルウェーなどといった、石油、
鉱物資源、ガス、石炭などを産出する国。
これらの国の債券は、信用力も高く、S&PでもAA以上の評価を
得ている。

さらに、為替も分散されているため、加重平均すると、米ドルや
ユーロに投資する場合に比較して、安定していると言える。

ところで、今、すごい勢いで売れているグローバル・ソブリン・
オープンもソブリン債という債券に投資しているものだ。

グローバル・ソブリンは、比較的信用力の高い国に投資する
ものだが、エマージング・ソブリンという商品もある。

こちらは、新興諸国を対象としていて、信用力が低めだが、
成長力があり、高利回りが期待できるというもの。

なるほど。分散投資で、リスクを抑えながらリターンを期待したい。

以下は新生銀行のサイトから：
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
先進国国債だけに1年間投資を行った場合、1993年末以降でみますと、
年間リターンは最高で＋30.2％、最低では▲21.4％となりました。
同様に、エマージング債券だけに1年間投資を行った場合は、最高で
＋76.0％、最低では▲31.1％となりました。

一方、先進国国債に70％、エマージング債券に30％の割合で投資した
場合には、年間リターンは最高で＋43.6％と先進国国債のみに
投資するのに比べて好リターンが期待されるとともに、最低でも
▲17.2％であったことからそれぞれを組み合わせて持つことで
最大損失を小さく抑えることも期待されます。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

2005年08月01日16:02

カテゴリ: 資産運用

不動産投資

Allaboutのガイドをしている佐藤益弘氏が講師をしている
不動産投資のセミナーに参加した。

まずは、お目当ての不動産について、収支計画を数字で確認しようと
いう事で、佐藤氏のエクセルファイルを使った説明が始まった。

色々な可能性は、考えればキリがないので、使う数字は決めで
作り上げる。例えば、借入金の金利、購買予定物件の地価など。
もちろん、将来のことは、わからないのだけれど。

作るのは、所得計算と、キャッシュフロー計算だ。
こうして、数字を作ってみると、不動産投資も、現実性を帯びて
くるから不思議だ。

ただし、日本橋のワンルーム物件を例に取り、地図の確認、地価の
確認をし、現在の周辺賃貸物件情報を見て驚く。
ここ2～3年に建築された新しい物件が、そう変わらない賃貸価格で
何件も出ている。

空室リスクは結構、高そう・・・
日本橋辺りでも、23平米くらいのワンルームマンションは、古ければ
6万5千円で借りられるらしい。

さて、どんな物件なら良いのか、これから年末までのセミナーで
もっと色々と勉強ができそう。何しろ、本物の物件チラシを使っての
分析なので、すごく楽しいセミナーだ。

以下は、佐藤氏がHIAの飯田敏氏と青野雅夫氏と共著で出した本です。

専門家がホンネで語る不動産投資はじめ方マニュアル

2005年07月27日15:41

カテゴリ: 資産運用

ワールドの株式公開買付

株式会社ワールドは、婦人服で有名なアパレル大手。
実は、株主優待制度も持っていて、自社商品の割引券などを
くれる。株価が安ければ持っても良いと思っていた優良株だった。

それが、25日から株価4700円を超した。決算直前でも3900円だったのに。
理由は、25日に発表した株式公開買付。4700円で、社長の寺井秀蔵の
作ったハーバーホールディングスアルファという会社が買うという。
MBOという手法の企業買収だ。

公開買付が成立すれば、ワールドの株は上場廃止。
事業再生が目的でない株式の非公開化は、国内で初めてだという。
買収リスクを排除するためもあるが、資金調達の必要性がないらしい。
前期には最高益を更新、業績も良くて手元資金が豊富とか。

アパレル業界全体は、1990年以降、市場規模が大きく縮小している。
にもかかわらず、ワールドはひとり、勝ち組企業として残ってきた。
卸からSPA（製造小売業）に転じて、細かいロス管理などを行い、
SCM（サプライチェーンマネジメント）をし強化てきた結果だ。

婦人服の有名ブランドを挙げると、結構、どれも実はワールドであることが多い。
バーゲン中もあまり値段が下がらない、人気のブランドばかりだ。

だけど、今回、はっきりとファン株主はいらない。と言われてしまったわけだ。
非公開とは、何だか寂しい気がする。

2005年07月26日14:43

カテゴリ: 仕事

40代超の女性力

7月25日（月）の日経夕刊紙、生活面のワーキングウーマンという
ページで、40代超の女性の求人が増えてきているとあった。
本当だろうか。すごく嬉しい記事だと思って読んだ。

「国内の大学新卒女性が最初に勤める会社の平均勤続年数は、今なお
10年に届かない。一方、40代以降の勤務可能年数は20年近い。」
と、ある。40代以降の離職率は、みずほ銀のパートの場合、5%程度
だという。

確かに、若い女性よりも、子育てが終わって、ひと段落着いた世代の
方が働く意欲が高いのはよくわかる。
そもそも、当然、お金の必要度が違うだろうと思う。切迫感が違うの
だろう。家計をやりくりしないといけないお母さんは、自分の欲しい
物さえ手に入れば良い、アルバイト程度の意識しかない娘たちとは
違うのだ。

また、仕事を持つという事に対しての有り難味が違うと思う。
仕事をしたくてもできなかったお母さんは、働く場があるだけで
嬉しい。勤労意欲は満々で、働く場を安易に放棄したりはしないのだ。

記事は、40代超の女性の持つ魅力を、仕事経験者としてではなく、
職場以外の経験が豊富である点だとする企業も紹介している。

確かに、男性と変わらない働き方をして頑張っている女性も大勢いるが、
ロールモデルにしようにも、ついて行ける女性は多くない。
主婦経験者などがモデルになれば、男性と同じ様に働くのではなく、
多様なキャリア形成の方法があることを誰もがイメージできる。

これまで、働く女性には、なかなかロールモデルがいなかった。
今、頑張っている女性は、私が先陣を切らなければ・・・と、男性の
真似をしてきた人達ばかり。
男女雇用機会均等法施行後20年、機会も仕事も均等に頑張り過ぎて
生活と両立できずに苦労してきた世代。

これからは、女性が、生活を大切にしながら、仕事もできる。という
働き方を若い層に見せて行く事も必要だろう。

2005年07月21日16:49

カテゴリ: 資産運用

不労所得

ロバート・キヨサキの「金持ち父さん」シリーズが売れている事は
知っていた。
でも、次に続く、「貧乏父さん」という言葉の持つイメージで、
本を読むのも敬遠していた。
一生懸命働いている人に向かって、貧乏父さんはないだろう・・と。

昨日、FPの講習で、金持ち父さんのキャッシュフローゲーム101を
することになった。東急ハンズなどでも市販されているという、
そのゲームをする事が、FPの勉強になるのだろうか？
最初は疑問だった。

でも、やはり、開眼させられてしまった。
ゲームを終えて、あなたは一生、ラットレースを続けるのですか？
と聞かれたら、No！と答えざるを得ない。
不労所得で、経済的自由を手に入れる事を目標にしなければと。

ゲームの中では、給与所得で自転車操業のように家計を維持する
ラットレースと、不動産やビジネスによる不労所得で家計が
維持できるファストレースは、コマを進めるマス自体が変わる。

運良く、いち早くラットレースを抜け出した私は、毎月の不労所得を
40万ドル以上手にすることになり、ファストレースを独走。
不動産やビジネスを買い漁った。
相変わらずラットレースで給与所得を得ている他の二人が、
給与日の度に数千ドルを稼ぎ、株で小さく稼いでいるのを見て、
大変だな・・・なんて思ったりした。

不労所得という言葉も、これまではマイナスのイメージが
大きかったが、ストン、と腑に落ちた気がしたゲームだった。

必ずしも皆がお金持ちを目指すべきというわけではないが、
ファイナンシャル・リテラシーを高める事は大切。という
意味でもとても勉強になった。

2005年07月14日16:42

カテゴリ

夏休み親と子の「こづかいゲーム」

WAFP関東の活動で、夏休みに親と子の「こづかいゲーム」を
開催する予定があり、ナビゲータとして参加することになった。

マネーじゅくオリジナルの、子供の金銭教育を意識したゲームだ。
小学校低学年から、お金の遣い方を学んでもらおうという目的で、
夏休みにピッタリの企画である。

お金は遣うためにある。けれど、無限にあるものじゃない。
その遣いかたによって、昨日のテーマ（多重債務者！）ではないけれど、
人生が大きく左右されることがある。

お金の大切さや、その役割を、小さい頃からしっかりと理解する
ことは、とても大事だと思います。

★：・。。☆：・。。★：・。。★：・。。☆：・。。★：・。。

WAFP関東　（女性FPの会）
　　　　親と子の夏休み「こづかいゲーム」のご案内　
お子様とお金の話できますか？

親子でゲームを通じて、お金の大切さや役割を楽しく身につけましょう。
子供と保護者が一緒に参加するゲームです。
（1万円程度までの計算が電卓でできれば、子供だけの参加もOK)

日時　：　8月22日(月）13時30分～15時30分　（13時受付開始）
場所　：　こどもの城　研修室　901
講師　：　中上直子・堀口雅子　（マネーじゅくインストラクター）
定員　：　30組（小学生と保護者で1組）
費用　：　1,000円　兄弟の場合2人目から500円
申込　：　メールかFaxにて以下の内容をお知らせください

　　　　　メール　　fpmoushikomi@yahoo.co.jp
　　　　　Fax　　　04（7160）2266　　WAFP関東　横田　宛て

　　　　　お子様の名前・ふりがな・年齢
　　　　　保護者の方のお名前・住所・電話番号・E-mail

締切　：　8月15日（定員になり次第、締切せていだたきます）

2005年07月13日16:17

カテゴリ: 家計管理

多重債務に陥らないために

今日は多重債務者対応というテーマで勉強会が開催された。
そこでの議論・・・

あなたの息子から、サラ金に100万円の借金があると聞かされたら
どうしますか？

あるお父さんは、放っておけ。
あるお母さんは、親が借金を返済し、代わりに親に毎月返済させる。

と言った。

どちらが正解なのでしょうか？

放っておいた場合、返済が苦しくなって、新たな借金を作る可能性がある。

では、親が100万円を立替えて返済した場合、次に何が起きるのか。

-　息子は親への返済を滞らせた上、更に新しい借金を作る。
-　サラ金から息子へ、（親の資金を当てにした）新しいローンの提案が来る。

息子が懲りて、「二度と同じ事はしない」と、強い意志を固めない限り、
ローンの悪循環が続く可能性が高い。

つまり、どちらも、息子を将来の多重債務者にしてしまう可能性がある。
というのが結論。

因みに、金利20%で100万円を借りると、5年後には249万円。
29.2%という「出資法」の上限金利で借りると、5年後には360万円。

一回、サラ金に手を出してしまうと怖い！抜け出すのは困難！
という話でした。

ところで、消費者金融とサラ金は違うの？

最近の高校生へのアンケートでは、「テレビCMに出てくる消費者金融は
良い会社で、悪いイメージのサラ金とは違う」という回答が4割を占めるとか。

どちらも同じく、高いレベルの貸倒れを見込んで、金利20%以上を取るような
金融機関だという事は、しっかり、子供に教えましょう！

2005年07月12日15:26

カテゴリ: 子供

小学校受験

私立の小学校というのは、どんな授業をしているのだろう。
少し、気になっていた通学圏内の私立小学校の公開授業参観に
出かけてみた。

ごく、普通の小学校の授業風景だった。
と、思い、帰途についた。

駅までは大人でも徒歩15分。この道を子供は何分で歩くのだろうか
・・・などと思いながら、今見てきた授業について考える。

今の公立小学校は、この普通レベルの授業ができないのだろうか。
だから、皆、こぞって私立を受験するのだろうか。
多分、地域的には、それが当たっている所があるのだろう。

授業中、皆、自分の席で、思い思いにノートを作りながら考えていた。
算数のノートには、今、配られた先生の手書きの図形が、きれいに
はさみで切り取られ、のりで貼られた。
自分の答えを、その図の隣に書く。

手作りのノート。そう。ノートを取っていた、のではなくて、
作っていた。教科書は使っていなかった。

誰かが、小学校の教科書は唖然とするほど薄い。と言っていたが、
それを補強するには、こんな先生の手作り授業が必要なのかも。

そして、それが可能なのは、私立の学校だからなのかも。

誰もが中学受験を叫ぶ今だけれど、基礎学習が大切な小学校6年間こそ、
私立。という考え方もあるなあ・・と思った授業参観なのでした。

さて、FP的に考えると、私立小学校のコストはどうなのだろう？

公立小学校の費用は、非常に安い。月に5千円程度と言われる。
年間でも6万円だ。

ところが、私立小学校は（ばらつきが多いが）月に3万から5万程度で
年間なら50万程かかる。入学金等を入れると100万近くになる。

但し、これが中学・高校、また大学へのエスカレータがついていると
1回または2回の受験費用が節約になる。

中学受験のための4年生からの塾通いにかかる費用は200万円と言われる
から、ある程度はそれで相殺できるという考え方もあるだろう。

但し、より良い教育を考えるのなら、出費に対して寛容にならざるを
得ないという事は確かなようだ。

2005年07月07日13:29

カテゴリ: 資産運用

楽しい投資

WAFPの資産形成ラボに初めて参加した。
テーマは楽しい投資。
参加者は皆、自分で投資を行なうFP達なので、実体験に基づいた話が聞けた。
やっぱり、株式投資が一番楽しい。という意見はとても多かった。

理由は色々だが、経営者、社長に惚れてしまった人。
そういう人は、経営方針を信じて、そのうち株価が上がると信じて待つ。

もちろん、安定した配当が出せて株価が下がらない会社に投資している人。
きっと、上がったタイミングで上手に売れるのだろう。

株主優待が嬉しくて、株価が下がっても売れない人。
業績の悪化も、気にせずに持ち続けてしまう、株主優待の罠に掛かり易いかも。

印象的だったのは、上手に運用している人でも、記念に少し、売らずに
持っている。と、何人もの方がお話していたこと。

やっぱり、株を通して、その会社のファンになっている人は多いらしい。
株主総会でも、経営者は「ファン株主」と呼んで、大切にしてくれるようだ。

証券会社に勤めているという方は、恩師の資産運用のお手伝いをしたという。
高齢のその恩師は、毎月分配型の商品で、毎月必ず口座に振り込まれる
配当をとても楽しみにしているとの事。

当然、原資の金額によるけれど、数千円レベルの配当が口座に入ること、
大した金額ではないのかもしれないけれど、それはとても嬉しいこと。

普通預金においておけば、年間数百円つけば良い方だと思われる利息、
お金の使い方次第で、楽しく運用できるのですね。
やっぱり、お金は楽しく投資しなくては・・と思った一日でした。

2005年07月04日15:51

カテゴリ: 資産運用

株式投資

新聞の広告欄には、株で儲ける！といった
類の本の題名が何冊も紹介されている。

何の知識もない主婦でもできるとか、1年や
2年で1000万稼いだとか。
更には、デイトレードで2億（！）作るといった
内容の本まで、ゾロゾロ出てきてる。

株って誰にでもできるんだ・・・そんな気に
させてくれる本ばかり。

もちろん、誰でも買えます。広く、個人投資家を
増やすという意味では、良い流れなのかもしれない。

でも、誰でも勝ち続けることはできないっていう
リスクだけは知って買いましょう。

ところで、6月末の株主総会の後、うちにも
続々と配当金の支払通知書が届きました。
株主優待のある会社は、優待券なども。

株価に一喜一憂もするけれど、やっぱり配当金の
額は気になるし楽しみです。

そして、好きな会社の株主優待サービスはもっと嬉しい！
これがあるから株価が上がっても売れない・・・んです。

株を発行している会社も、本当は、こうやって、
少ないながらも株を持って、優待券を使いながらコンスタントに
商品を買って愛用してくれる株主が大切なんだろうな。
と思うのです。

2005年07月03日00:51

カテゴリ: 仕事

FPフォーラム

初めて、FP協会の主催したFPフォーラムに相談員として
参加しました。

地方の公民館のお祭りの中で、イベントのひとつとして
「FPによる、無料パソコン家計診断」というタイトルで
企画したものです。

簡単な表計算ソフトで作ったライフプランですが、
相談にいらした方々は、大事そうにプリントしたものを
持って帰ってくださいました。

ただ、FPとしては、曖昧な情報を基にした無料相談には
疑問を持ってしまいました。お互いが消化不良なのでは
ないか。と思うのです。

もう少し正確な情報をもらえて、精緻な数値を作れたら、
きっと良いプランが提示できるのに・・・

でも、FP協会主催のお祭りでは、名刺を渡すことはできないし
有料サービスを提供することもできないのです。

今回のプランを持って、有料でもきちんとしたFPに相談に
行って欲しいな・・と思わせる相談者が何人もいました。

相談内容によっては、数万円の相談料を支払ってもおつりが
来るコスト削減効果のあるプラン提示ができるのに、と。

保険や住宅ローンを見直してみようか、と思ったときに、
悩まずに、有料でFPに相談する。という行動が普通に取れる
時代はまだまだ来ないのかな。

2005年06月30日15:31

カテゴリ: 子供

保育園の待機児童数

川崎市の認可保育園について、平成17年度の待機児童数が
公開された。

定員が11,295名のところ、11,596名が入所しているが、まだ597名が待機しているという。ところが、申請状況という別の資料を見ると、申請者13,204名のところ11,676名の入所で1,528名が入所していないとある。10%以上の申請者が入所できていないという事だ。（入所人数が違う理由はよくわからない。）

1528名が最終的に待機児童数の597名になるのは、その他の園に入った、または、第1希望しかなかった、という児童が、除かれているかららしい。（第1希望しか書かないような我侭は、待機にカウントできないってこと？）

平成18年度4月には待機児童をなくすというのが現市長の目標らしい。本当になくなれば、すごい！（前市長が平成14年までに、と言っていたが達成していない）

でも、市の資料を見ると待機児童がなくなる筈。という数値は、子供が増えないという試算をベースにしているような気が。。。子育て世代に優しい市を謳うなら、子供が増えても大丈夫な数字を作らないとね。

18年に達成できたら、次は乳幼児医療費の全所得層での無料化を推進してほしいです。

2005年06月29日17:16

カテゴリ: 仕事

HP立ち上げ

やっと自分のHPができました。
もちろん、HPは日々更新されるものだから、完成とは
言わないのかもしれないけれど、公開できる程度に形に
なったと言うのでしょうか。

素材を探したり、編集の仕方を迷ったり、試行錯誤の末の
誕生です。嬉しいというより、ちょっと疲れた・・かな。

仕事仲間の作るサイトと比較すると、素人の出来だという
感じはありますが、事業が軌道に乗ったら、プロに作ってもらう
事を考えたいと思います。

2005年06月28日14:45

カテゴリ: 仕事

名刺

6月からFPとして独立しました。
まだ、ほとんど仕事はないので、研修やスタディグループへの参加などで
勉強しつつ、事務所開設に向けての準備をしています。

まず、最初に作ったのは名刺です。誰に会っても渡せるように、250枚も
用意しました。ネットで作成できるサイトを検索中に出会った、VistaPrintという
会社に注文しました。何しろ単価が安いし、テンプレートが豊富なのです。
出来上がりは、なんと！ベルギーからの航空便で送られてきたのでした。

でも、もちろん文字は日本語で、印刷もクリア、紙質も良く、色もきれいで
満足でした。

2005年06月27日14:11

カテゴリ: 仕事

組織力

会社員を辞めて、独立しようと思った時、これからは
自分の事業のために、自分の時間を100%つかえると思った。
それは、なんてすごい事だろうと。

でも、自分の時間なんて、1日24時間の中に、実質は5時間程
しかない。やりたい事は遅々として進まず。

会社に勤めていたら・・・やはり、つかえる時間は限られて
いた。でも、そこには沢山のスタッフがいた事を思い出す。
大きなプロジェクト、締切りの迫った仕事、どれも、複数の
スタッフが力を合わせて同じ目標に向かって仕事をした。
仕事をひとつ成功させるためには、多くの人の力を必要としてた。

そういえば、必ず、プロジェクトプランには、リソースプランが
含まれていて、工数管理をしていた。不足であれば、予算を
取って補充していた。

大きい組織の力、資本の力というのは偉大だ！

・・・今更ながら、自己の小資本で立ち上げる事業の大変さを思う
今日この頃なのでした。

AssetPlan